プロフィール
そま(ちょまと名乗ることもある)
♀/学生
趣味:読むこと、観ること、聴くこと、書くこと、作ること、等。
ほとんどが下手の横好き。
気になるけど手を出せていないもの:
鉱石、ドール(PFが欲しくてたまらない)、豆本、演劇鑑賞、もうちょい本格的な手芸、等。
ご用の際はメールフォームか下記のアドレスへ。
chomast☆gmail.com
(☆→@)
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くる花
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■[読書]本の感想
[2025/03/15] [PR] (No.)
[2007/06/02] ニンギョウがニンギョウ/西尾維新/講談社ノベルス (No.101)
[2007/05/18] 四季 冬/森博嗣/講談社ノベルス (No.98)
[2007/05/11] 四季 秋/森博嗣/講談社ノベルス (No.97)
[2007/04/27] 朽ちる散る落ちる/森博嗣/講談社ノベルス (No.91)
[2007/04/20] クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子/西尾維新/講談社ノベルス (No.90)
[2007/06/02] ニンギョウがニンギョウ/西尾維新/講談社ノベルス (No.101)
[2007/05/18] 四季 冬/森博嗣/講談社ノベルス (No.98)
[2007/05/11] 四季 秋/森博嗣/講談社ノベルス (No.97)
[2007/04/27] 朽ちる散る落ちる/森博嗣/講談社ノベルス (No.91)
[2007/04/20] クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子/西尾維新/講談社ノベルス (No.90)
「僕を、殺してくれるんだね?」彼は言った。
彼の瞼が一瞬震える。
「はい、お約束しましたから」彼女は頷いた。
四季シリーズの最終巻。ああ、ついに読み終えてしまいました。
天才、真賀田四季の、生と死と愛と孤独。
人の思考のアルゴリズムを自分の中に再現できてしまうが故の、存在の曖昧化、というか何というか……。
彼女の精神世界が、もうすごくて。
四季さんの印象深いセリフを、引用してみます。
「頭が悪くなるからこそ、仕事ができる、頭が悪くなったから、世間話ができるのです。賢かったら、仕事なんかしないし、おしゃべりなんかしませんよ。もっと自分にとって有意義なことを見つけて、それを楽しむでしょう、子供をごらんなさい。そうしていますよ」
彼の瞼が一瞬震える。
「はい、お約束しましたから」彼女は頷いた。
四季シリーズの最終巻。ああ、ついに読み終えてしまいました。
天才、真賀田四季の、生と死と愛と孤独。
人の思考のアルゴリズムを自分の中に再現できてしまうが故の、存在の曖昧化、というか何というか……。
彼女の精神世界が、もうすごくて。
四季さんの印象深いセリフを、引用してみます。
「頭が悪くなるからこそ、仕事ができる、頭が悪くなったから、世間話ができるのです。賢かったら、仕事なんかしないし、おしゃべりなんかしませんよ。もっと自分にとって有意義なことを見つけて、それを楽しむでしょう、子供をごらんなさい。そうしていますよ」
「扇風機のように、前にしか風が来ないのなら、こちらを向いてくれないと困りますけれどね。たとえば、太陽はどう? メキシコが晴れていたら、その分、日本は損をしますか?」
「つまり、その差は、何ですか?」
「貴女が、太陽を好きになったか、扇風機を好きになったか、の差です」
↑この喩え、面白すぎます。
扇風機って……!
「四季」シリーズの第3巻。
S&Mシリーズ、Vシリーズ、Gシリーズを読んでいると、より楽しめます。
少なくとも、S&Mシリーズの1作目、「すべてがFになる」を、遅くとも「秋」を読む前に読んでおくことをオススメします。
というか、読んでないと話が判らなくなってしまいます。
私もそれで、「秋」を以前読みかけていたのを一旦やめて、S&Mシリーズをちょっとかじってから、再挑戦しました。
その間、Vシリーズも読み進めていたので、さらに本作が楽しめたと思いますー。
しかし、本作には本当にびっくりさせられました……!
いや、私が鈍いから今まで気付かなかっただけかも知れませんが……、ああもう、びっくりした!
だってだって、
犀川先生って「へっ君」だったんですよ!
(↑ネタバレが許せる方は反転してお読み下さい)
いやあ、奴がよりいっそう可愛く見えてきました。
そうそう、佐々木睦子さんにも何かありそうな気がするのです。(勘ぐりすぎ?)
彼女、何者なんだろう……?
「つまり、その差は、何ですか?」
「貴女が、太陽を好きになったか、扇風機を好きになったか、の差です」
↑この喩え、面白すぎます。
扇風機って……!
「四季」シリーズの第3巻。
S&Mシリーズ、Vシリーズ、Gシリーズを読んでいると、より楽しめます。
少なくとも、S&Mシリーズの1作目、「すべてがFになる」を、遅くとも「秋」を読む前に読んでおくことをオススメします。
というか、読んでないと話が判らなくなってしまいます。
私もそれで、「秋」を以前読みかけていたのを一旦やめて、S&Mシリーズをちょっとかじってから、再挑戦しました。
その間、Vシリーズも読み進めていたので、さらに本作が楽しめたと思いますー。
しかし、本作には本当にびっくりさせられました……!
いや、私が鈍いから今まで気付かなかっただけかも知れませんが……、ああもう、びっくりした!
だってだって、
犀川先生って「へっ君」だったんですよ!
(↑ネタバレが許せる方は反転してお読み下さい)
いやあ、奴がよりいっそう可愛く見えてきました。
そうそう、佐々木睦子さんにも何かありそうな気がするのです。(勘ぐりすぎ?)
彼女、何者なんだろう……?
「人間なんてね、いつも死にかけているんだよ」紅子は口にする。
「え?」練無が首を傾げて紅子を見た。
「生きていることが、つまり、死にかけている状態なんだから」
「うーん」眉を顰めて練無がますます首の傾きを増す。「だから、なあに?」
そう、だから、何だろう?
彼女にも、その先の答はない。
まだ、自分は生きている。
生きてしかいない。
Vシリーズの9作目。
ミステリーがどうとかいう議論は置いておいて、ストーリーとしては面白く読めました。
森川君かわいい。
もう一部分、紅子さんの素敵なセリフを引用してみます。
「だって、もともと理屈なんかなかったんだから。人を殺したら気持ちが悪い。友達が死んだら悲しい。もっと話がしたかった。自分はもっとやりたいことがある。だからもっと生きていたい。そんな簡単な感情だったはずでしょう? 嫌だ、というとてもシンプルな気持ち、それがすべてなのよ」
「楽に殺してもらえるだなんて思うな。二度とあたしから離れられないくらい底抜けにぬるーく愛してやるよ」
戯言シリーズの3作目。
今作が一番好きかもです! 色んな意味で!
まあ、まだこのシリーズ3冊しか読んでないんですが。
まず、いーちゃんが女装をして女子校に潜入します。
セーラー服の戦う女の子達の通う学校です。
……という素敵設定も勿論好きなのですが、そういう”おいしい”設定を抜きにしても(抜きにしたら始まらないか?)、今作が一番物語に入り込めたように思います。
しかしそれにしても子荻ちゃん、凄く好みだなぁ。姫ちゃんも玉藻ちゃんも可愛いなぁ。
今作は哀川さんも凄くかっこいい。
このセリフとか大好きです。
「勝手に終わらせんなっての。あのなー。ちゃんと理解しとけよ? 人生ってのは死んでも終わらないんだぜ」
かっこいー!
いーちゃんの本名は色々な説があるようですねー。
こういう遊び要素、好きだなぁ。
このシリーズ、直接話に出てこないキャラクターも物語に影響を与えてて(哀川さんの声真似とか)、そういうところも好きです。
戯言シリーズの3作目。
今作が一番好きかもです! 色んな意味で!
まあ、まだこのシリーズ3冊しか読んでないんですが。
まず、いーちゃんが女装をして女子校に潜入します。
セーラー服の戦う女の子達の通う学校です。
……という素敵設定も勿論好きなのですが、そういう”おいしい”設定を抜きにしても(抜きにしたら始まらないか?)、今作が一番物語に入り込めたように思います。
しかしそれにしても子荻ちゃん、凄く好みだなぁ。姫ちゃんも玉藻ちゃんも可愛いなぁ。
今作は哀川さんも凄くかっこいい。
このセリフとか大好きです。
「勝手に終わらせんなっての。あのなー。ちゃんと理解しとけよ? 人生ってのは死んでも終わらないんだぜ」
かっこいー!
いーちゃんの本名は色々な説があるようですねー。
こういう遊び要素、好きだなぁ。
このシリーズ、直接話に出てこないキャラクターも物語に影響を与えてて(哀川さんの声真似とか)、そういうところも好きです。