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まるいうろこ
どうでもいいこと垂れ流し。
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プロフィール
そま(ちょまと名乗ることもある)
♀/学生

趣味:読むこと、観ること、聴くこと、書くこと、作ること、等。
ほとんどが下手の横好き。

気になるけど手を出せていないもの:
鉱石、ドール(PFが欲しくてたまらない)、豆本、演劇鑑賞、もうちょい本格的な手芸、等。

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「どういう生きかたを選ぶかはあんたの自由さ。でも、あたしがさっきの話を子どもにするんだったら、最後にこう云うね。……お聞き、坊や。真珠もルビーも消えたわけじゃない。今もおまえさんの体のなかにあるんだよ。それは、秘密の呪文さえ唱えれば取りだすことができる。世の中にはその呪文を知っている人が必ずいるんだ。さあ、元気をだして、探しに行ってごらんって。」

孤児である青年リュスの周りで起こる、不可解なできごと。不可解な人物達。
リュスを取り巻く全てはやがて意味をなし――。

(あらすじモドキを書いてみましたが、何だか纏まってないですね。すみません……)

不思議な読み心地でした。
リアリズムを求める方にはオススメ出来ませんが(物語だからこそ、の展開が多いため)、私は好きな類の話でした。
好きー!とは思わないけれど、良い余韻を残してくれる本だなぁ、と。
長野まゆみ作品っぽさを残しつつも、何だか今までにない感じがしました。
↑のセリフには感動してしまいました。

全体の物語としては一般向けで十分OKなのですが……やっぱり長野まゆみ作品は女性向け、と思ってしまう表現は健在です。

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