宮沢賢治

どっどど　どどうど　どどうど　どどう、
青いくるみも吹きとばせ
すっぱいかりんもふきとばせ
どっどど　どどうど　どどうど　どどう
（「風の又三郎」より）

宮沢賢治が死んだのは１９３３年、つまり５０年以上前なので、著作を抜粋して載せても問題ない……はず！
（問題があったら教えてください、削除します）

宮沢賢治作品が好きです。きらきらした感じが好きです。
「銀河鉄道の夜」とか、「風の又三郎」とか、「ひかりの素足」とか……あと、「よだかの星」。
学校の国語の授業でときどき宮沢賢治作品を扱いますが、何故だか教科書に出てくるのは”きらきら度”が低めなモノばかりなような気がします。気のせいかな。
「銀河鉄道の夜」は名作だと思うので、是非みんなに読んで欲しい。
何で教科書に載ってるのは「なめとこ山の熊」なのかなー「銀河鉄道の夜」を載せて欲しい。個人的に。
（「なめとこ～」もいいんですけどね！　ほら、私きらきらしてるの好きだから……）

そういえば、「銀河鉄道の夜」はストーリーに２パターンある、と聞いたことがあります。
未定稿なので別に不思議ではないですが、私１パターン（多分有名な方）しか読んだことないなー。
もう１パターンのはどの本に収録されてるんでしょう……？
見つけたら是非読んでみたいです。

上にも書きましたが、多分著作権に問題はないはずなので、私の好きな部分を抜粋してみます。

「お日さん、お日さん。どうぞ私をあなたの所へ連れてってください。灼けて死んでもかまいません。私のようなみにくいからだでも灼けるときには小さなひかりを出すでしょう。どうか私を連れてってください。」
（「よだかの星」より）

それから一郎は空の方で力いっぱいに歌っているいい声の歌を聞きました。その歌の声はだんだん変わりすべての景色はぼうっと霧の中のように遠くなりました。
（「ひかりの素足」より）

「銀河鉄道の夜」からも何か抜粋しようと思ったのですが……選べない……！
とにかく大好きです。
ジョバンニもカムパネルラも、ザネリもみんな大好きです。

（抜粋は集英社文庫「銀河鉄道の夜」によりました）