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まるいうろこ
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プロフィール
そま(ちょまと名乗ることもある)
♀/学生

趣味:読むこと、観ること、聴くこと、書くこと、作ること、等。
ほとんどが下手の横好き。

気になるけど手を出せていないもの:
鉱石、ドール(PFが欲しくてたまらない)、豆本、演劇鑑賞、もうちょい本格的な手芸、等。

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独特でした。
アクが強い……というか。
主人公の行動とか論理が無理矢理で(これは作者の意図だと思うんですが)、それが為に読んでいて非常に気持ち悪かった。

続編を読むか否か、迷っています……。

暴力的シーンがあるので、そういうの駄目な方にはオススメできない一冊です。
逆にそれが好きなら楽しめるかも。

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みずうみ/いしいしんじ/河出書房新社
まほろ駅前多田便利軒/三浦しをん/文藝春秋
となり町戦争/三崎亜記/集英社
赤緑黒白/森博嗣/講談社ノベルス
εに誓って/森博嗣/講談社ノベルス
檸檬/梶井基次郎/集英社文庫
秘密の花園/三浦しをん/マガジンハウス

計7冊。

「赤緑黒白」はVシリーズの10作目、最終巻。
「εに誓って」はGシリーズの4作目。

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 「あんたなんか」と蔑みの罵声を紡ぐ感情とは裏腹に、畏怖にも似た感嘆の思いもこみあげてとたんに胸を冷やす。それは私が欲しかったものだ。どこに置き忘れてきたのかも定かでない、すっぽりと欠落している部分だ。どうしてそれをあなたが持っている。気持ちよく生活していくための何もかもを、すでにあなたは手にしているのに。

カトリック系女子校に通う3人の少女のお話。
3人の関係がもう、絶妙です。
友達という間柄でいて、ざらついた感情を抱いてしまったり、信じられなくなったり、羨んだり。
そういうことが、どきりとするような表現で描かれています。

何て言えばいいのか。
とにかく、読んでよかった、と思いました。

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 桜の樹の下には屍体が埋まっている!
 これは信じていいことなんだよ。何故って、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。
(「桜の樹の下には」より)

梶井基次郎の短編集。彼の書いたものを、問題集等以外では初めて読みました。

<収録作品>
「檸檬」「城のある町にて」「ある心の風景」「Kの昇天」「冬の日」「蒼穹」「筧の話」「器楽的幻覚」「冬の蠅」「桜の樹の下には」「愛撫」「闇の絵巻」「交尾」

「檸檬」「Kの昇天」「桜の樹の下には」等が特に気に入りました。
どう表現したらいいんだろう。繊細なんだけど、それだけじゃないような。
暗いんだけど、それでいてどこか清々しいような。
上手く言えませんが、そんなようなことを感じました。

「冬の日」の「君は肺病の茶碗を使うのが平気なのかい。」のくだりも好きです。

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 だけど、死のうと考えることは、きっと自由なのだ。
 それを考えられることは、人間の尊厳の一部。
 考えても良い。
 考えるべきなのだ。
 そして、考えても死なないことに、価値があるのではないか。
 結果として、死ななかったことに、価値があるのではないか。

Gシリーズの4作目。
トリックの点において、私の好みでした。こういうのが好きなんです。

同人誌の話が出てきてちょっとどっきりしました。

キャラクターノベルとして読むなら、今回は少し物足りないかもしれません。
でも私は、もし加部谷さんと山吹さんが本当に死んでしまったら海月くんはどういうリアクションをするんだろう、とか考えたりして、結構楽しめました。(要するに妄想)
(↑ネタバレの可能性がある部分は白字にしてあります。読みたい方は反転を)

生と死について書かれている部分を、もうひとつ引用してみます。

 問題を先送りにすること、それが生きるということだ。
 とにかく、今は死ななかった、それだけのことだ。


この他は、「また、泣くことを選んでしまった。」の部分とかが好きです。

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